オレンジ・マウンテンは、オレンジの市街地から西に10キロ離れた、死火山カノボラス山の中腹に2001年に設立された。私たちはワイン用のブドウ品種であるヴィオニエを植栽した最初のブドウ園の一つであり、20年の経験から、オレンジ特有の冷涼性気候がヴィオニエと調和し、力強くエレガントなワインを作り出すことを発見した。
ワイナリーのオーナーであるテリーは、新たな試みを行う前に、ワイン用ブドウ種の業界を広範囲に調査した。その結果として何千もの品種の中から、ヴィオニエこそが自分の土壌に “特別なもの” を提供してくれると感じた。
ヴィオニエにかける情熱とチャレンジ精神によって、彼は寒冷地のブドウ生産者・ワイン醸造家として、国内外で広く認知されることになる。
オレンジマウンテンは伝統的な小規模ワイナリーだ。古くから使われているバスケットプレスやオープンファーメンターを使用し、専用のフランス製オーク樽で貯蔵することで、ワインはより熟成される。彼の努力の結晶、瓶詰めされたワインにとってもまた、最適な温度で保存ができる絶好の場所となっている。さらに、このワイナリーは地元をよく知るシェフが地元で採れた食材とワインを提供するディナーの場としての顔も持つ。オレンジ・マウンテンのワインをたしなみながら大画面でオーストラリア映画を観る夜はまた一段と格別だ。
柑橘類の特徴が活かされ、ミネラル感を味わえる。また香りは芳しくてフルーティー。香辛料のきいたタイ料理ととても相性の良いワイン。
パイナップルとパッションフルーツのトロピカルな香りがなんとも新鮮で南国フルーツの爽やかな酸味を感じさせるワイン。
白桃とバタースカッチ、スパイスの香りを感じられ、西洋ナシ、アプリコットとカシューの快い香りが、口蓋を支配する。高度な貯蔵技術を必要とするワイン。
収穫されたブドウを押しつぶして、圧搾した後のジュースは、デザートワインを製造するために造られた最先端の凍結技術を用いて、なんとも官能的で栄養価の高いパッションフルーツ、パイナップルを使用。後味は香辛料とアプリコットと甘いメロンの香りが口蓋を刺激するワイン。