252 Centennial Rd, Bowral NSW 2576

センテニアル・ヴィンヤーズ&ワイナリー

センテニアル・ヴィンヤーズ&ワイナリー(Centennial Vineyards&Winery)は、ニューサウスウェールズ州サザンハイランズに位置する歴史ある町ボーラルからすぐそば、シドニーから車で南に約一時間の場所に醸造所を構える。

私たちのブドウ畑ボーラル(Bowral)とブリッジクリーク(Bridge Creek)は共に冷涼な気候地域に位置し、ブドウに最大限の香と風味をゆっくりと育む。時間をかけてブドウが熟すのを待つことで収穫量を減らして、サスティナブルな栽培方法を実践する。その結果、上質な果実が実り、同時にワインにも優雅さ、奥深さ、複雑さが生まれる。また貯蔵することで更に味わいは豊かになる。私たちはブドウ畑固有のマイクロクライメイトを反映し、果実本来の味わいをワイン醸造に活かす取り組みを行なっている。

標高760mの冷涼な地域に位置するボーラルのブドウ畑は、冬になると雪が降ることもある。海洋性の気候がこの地域の重要な鍵となり、早期に実が熟す品種、主にシャルドネ、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネール、グリューナー・フェルトリーナー、アルバリーニョ、リースリング、ピノ・ノワール(4クローンズ)、ピノ・ムニエおよびテンプラニーリョが適している。特に相性がいいのは伝統的なシャンパーニュ品種、ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエだ。これらの品種は、業界内でも非常に重宝され、幅広いタイプのスパークリングワインの醸造に用いられる。

私たちのブリッジクリークのブドウ畑は、オレンジ地方の日当たりも良く暖かい、標高850mの場所にある。西向きのため、午後は日差しを十分に浴びることができる。乾燥した大陸性の気候は、中期熟成の品種を満足に熟成させることができる。私たちは、高品質で伝統的な品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー、そして新たにメンシア、ロンディナーラ&コルヴィーナ、ピノ・ノワール(エイブルクローン)、シラーズ、ヴィオニエを導入した。ブドウ畑はサスティナブルな栽培方法を実践し、オーガニック認証を現在申請しているところだ。

私たちのような小規模のブティックワイナリーは”母なる自然”の影響を大きく受ける。だが一方で、大規模の醸造所には出せない味わいと幅広いヴィンテージを造ることができる。これは、各ヴィンテージがその地域やその年の栽培状況を忠実に反映できるという大きな利点がある。暖かい年に造られたワインは熟した果実感と柔らかいテクスチャーになるが、涼しい年に造られたワインは自然な酸味が増し、貯蔵することで味わいと香りが完成することもある。

私たちのワインに使われるブドウの多くは、「単一畑」で収穫されたものだ。ブドウ畑の個性が反映された、他の醸造所では真似できないユニークさとバランスを兼ね備える。私たちは飲む人に幅広いワインスタイルを提供するため、新しい品種(および品種の異なるクローン)を今後も試すだろう。多彩な色合いの絵を描くには、大きなパレットが必要なのだ。

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NV Brut Traditionelle

ピノ・ノワール(60%)、シャルドネ(37%)、ピノ・ムニエ(3%)で構成されたスパークリングブレンド。ワインに使われるすべてのブドウは標高700mの冷涼な気候のブドウ畑ボーラルで育ち、2013年と2014年を彩った二つのヴィンテージの味わいが集約された一本だ。

伝統的な瓶内二次発酵を用いて造られ、香り豊かなイチゴ、シトラス、海の香り、アーモンドブリオッシュの複雑なアロマを表現する。エレガントで豊かなテクスチャーと口当たり。すぐにでも飲める準備が整っている。熟したイチゴ、黄色いリンゴ、熟したグレープフルーツのフレーバーがこの親しみやすいスタイルを演出する。硬さのあるナチュラルな酸味は、豊かな余韻、爽快感、香りの高さをフィニッシュで表現する。食前酒にぴったりのワイン。

2018 Winery Block Pinot Grigio

季節によって自社栽培するピノ・グリスは違った表情を見せる。飲みやすいライトなワイン(ピノ・グリジオ)、熟してテクスチャー豊かなワイン(ピノ・グリス)、またはその両方を兼ね備えたワインにもなる。

豊かなアロマと真っ赤なリンゴ、キウィフルーツのフレーバーが中心となった複雑なフレーバーを加えるため、少量は使い込まれたフレンチオーク樽で天然酵母発酵させる。

アロマは真っ赤なリンゴ、パイナップル、キウイフルーツ、夏の爽やかなハーブ。

現段階では若さが残るワイン(August ’18)で、エステルがパイナップルやバナナの香りを形成している。貯蔵して時間が経過するとともに、これらの香りは落ち着いてくる。同時にそれは、アロマを豊かにする役割を果たす。

瑞々しく、爽快な味わいで飲みやすい。真っ赤に実ったリンゴとキウイフルーツのフレーバーが全体を包み込む。フィニッシュは長い余韻で満たし、危険なほどに飲みやすく、最高の夏を演出してくれるワイン。飲み頃は今から2022年まで。新鮮な夏のシーフードやサラダのお供にピッタリだ。

2018 Road Block Riesling 116

このワインには、ボーラルのブドウ畑で栽培された果物のみが使用される。
輝きがあり、新鮮で純度の高いリースリングはリンゴの花とコブミカンの葉のアロマを表現し、壮麗でバランスのとれた爽やかさと、ゼストの風味が先行する。

瑞々しくクラッシュされたグリーンアップルと、活気に満ちたライムのフレーバーは口当たりがよく、感覚を研ぎ澄まさせ、長いフィニッシュへと繋げる。
”116”はアルコール度数が11%と残留糖分濃度が6g / Lということを示し、自然的に上昇した酸味はフィニッシュをドライに導く。
10年以上貯蔵することで味わいは劇的に豊かになる。
アルコール度数が低いため、真夏のランチにふさわしいワイン。食前酒として、また日本食やタイ料理との相性も抜群だ。

Brut Rosé

このワインは、ピノ・ノワール(64%)とシャルドネ(36%)のマルチビンテージブレンドだ。伝統的な瓶内二次発酵を用いて造られる。色調は鮮明なサーモンピンクで、イチゴ、チェリー、ドライフルーツ、ハニー、イースト菌の複雑なアロマを表現する。

絶妙なバランスと、明確に表現された味わいは華美で豊かな口当たり。フィニッシュは上質でナチュラルな鋭い酸味がさっぱりと仕上げる。非常にエレガントなスパークリングワインで、豊かな長い余韻と爽快感のある酸味を持つ。オードブルとのペアリングは抜群。