アンギュロンは、シドニーの西約350km、一流の高地寒冷ワインの生産地であるオレンジ地方で家族経営されている。我々のワイン畑は、古代火山であるカノボラス山の山麓地帯にあたる、オレンジ地方の緩やかな南斜面に位置する。アンギュロンは表情豊かな地形と評される。壮大な石灰岩の断崖を見渡す起伏の激しい丘陵が、ベルブラ川の急流へとつながっているのだ。
アンギュロンは代々牧草地として受け継がれてきた。クロッシング家は、1950年に土地を購入して以来、羊と牛の牧畜業で繁栄してきた。1998年、1999年および2000年に初めて、土地の一部(540エーカー)にブドウ園を植生したのだ。現在も残り4000エーカーは、商業用のアンガス牛および飼料の為の、水の豊かな風よけ付きの放牧地となっている。
我々のブドウ畑では、広大な面積とその変化に富む土壌と様相によって、アンギュロンに最適な果物を選ぶことが出来る。例えば、少量の果物にそれぞれ十分なスペースを与え、少しずつ他種とのブレンドを試すことも可能なのだ。すべては、お客様や同業者達に喜ばれる一流ワインを造りたいという思いで邁進している。
しっかりと味付けされたカベルネ。甘く、複雑なフルーツのフレーバーを持つ素晴らしい構造。 コクが深く、オークやタンニンの複雑な味わいと、舌触りの良さが際立つ。
新鮮なラズベリー、チェリー、スパイスの香りがあり、ドライなのど越しで口中をリフレッシュする。
ストーン・フルーツとシトラスなどの味の層を持つモダンなワインである。 オークは、味わいの邪魔をすることなく、むしろ味を強調する形でバランスが取れている。
シトラスとパッションフルーツの活気に満ち、涼しさを表現した味。 味 の深み、自然な酸味とバランスを持ち、新鮮で鮮明な喉越し。