一切の妥協を許さないブドウからワインまでのアプローチ

ジェームズ・ラスビー
ジェームズ・ラスビー
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ティンティラ
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2018-09-14

ワイン醸造家であるジェームズ・ラスビーは、ティンティラという家族経営の醸造所を回す歯車の1つである。 彼は創業者であるロバート・ラスビーとメリーの間に長男として生まれた。

イギリスとサンフランシスコで育ち、休暇とあればフランスのワイン地域を足繫く訪れた。1982年にシドニーに帰郷すると、ワイン産業への強い情熱から、週末のほとんどをハンターバレーで過ごし、ワイン造りの基礎を築いた。

ジェームスが1993年に高校を卒業した後、ロバートとメリーはハンターバレーの中心に位置するポコルビンのエルミタージュロードに25エーカーの土地を購入することに決めた。その土地も今年で25周年という節目の年を迎え、ブドウ畑としてだけではなくオリーブ農園としての今後も期待される。

1998年にジェームスは大きなワイン醸造所との販売経験を積むため、家族経営から一度離れ、海外へと出向いた。渡米した際には、ワシントン州のコロンビアクレストワイナリー(Columbia Crest Winery)で働き、その後に渡英。英国ワインについて学ぶため、ワイン貿易の鍵となるヴィノポラスワイン貿易センターを訪れた。

2000年になると、ジェームズは豪州に戻り、ブドウ園を経営を始める傍ら、TAFE(州立職業訓練専門学校)のワイン醸造学科で、ワイン科学に基づいたブドウ栽培の研究を行った。そして2005年、ティンティラ・エステートを設立され、ジェームスはワイン造りとブドウ園経営の両方を務めることになる。

毎年、収穫後から始まる枝打ち、散布、どれ一つとっても最高のブドウを作ることへのプロセスとなり、結果的に最高のワインを造ることへつながる。私はブドウ園だけではなく、ブドウがワインになるまでのあらゆる工程で品質の向上を目指すため、すべてにおいて目を配っている。

ジェームスのたゆまぬ努力により、ティンティラ・エステートの土壌は高い評価を受け、これまでに数々のトロフィーやメダルを獲得した。ブドウからワインまでのすべての工程を担う彼は、テロワールとこれまでに自分が培った知識を用い、ハンターバレーという高品質なワインを造る地域で製造から販売までを行い、またブドウ園とオリーブ農園を持てるということを、大変誇りに感じている。

彼がこれまでに得た最も大きな栄誉は、2014年ハンターバレー・ブッティック・ワインショーでTintilla Estate 2007 Angus Semillonが3冠を獲得したことだ。

ティンティラ

725 Hermitage Rd,ポコルビン,ニューサウスウェールズ州,オーストラリア