洗練されたエレガントなカベルネを造る責務

ジョン&マリ・ミドルトン
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マウント・メアリー
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2018-08-29

1960年代、ジョンとマリ・ミドルトンは、ワインへの情熱に導かれボルドー・ブルゴーニュなどの世界的なワインの産地を訪れた。彼らはすぐにフランスのプレミアムワインに魅せられ、スイス移民達のワイン醸造への取組みの中から豪州でも似たようなものを造ることができるのではないかと考えた。そして、フランス系の品種からエレガントで低アルコールのワインを造るのに適した、小さなブドウ園のための土地を探すことにしたのである。また、ジョンはセッペルツグレートウェスタン(Seppelts Great Western)のシニアワイン醸造家であるコリン・プリースが、洗練されたエレガントなカベルネをまだ生産していないという事実から、それを造ることが彼の責務であると思ったのである。

そして1971年、ジョンとマリはマウントメアリーと呼ばれる場所と偶然出会う事となる。そこは驚くほど完璧な立地で、北向きの緩やかな斜面はまだブドウが植えられた事がなく、すぐに彼らのワイン造りに理想的であるとわかった。最初の植え付けは1972年半ばに完了し、現在マウント・メアリーでは8品種を40エーカーのブドウ園で収穫している。

マウント・メアリーは純粋な家族経営のワイン醸造所である。創業者のジョンとマリー・ミドルトンの息子であるデビッド・ミドルトン、妻のビクトリア、そしてその3人の子供クレア、サム、ヒューは、マウントメアリーの活動においてたくさんの可能性を秘めている。彼らは、ジョン・ミドルトンのビジョン、知識、業績を引き継いで、上質かつ日常的なワインの生産者としての評判を支えてきた製品や手法を維持することの大切さを理解している。それはブドウとワインの品質の維持、そして支持者の利益を保つことが最も重要であるという事である。

マウント・メアリーのヴィンヤード・エステートワインは4つの種類で構成されている。まずはフランス・ボルドーの、伝統的なブレンドで造られたワインであるクインテットとトリオレット(QuintetとTriolet)。そしてフランス・ブルゴーニュの品種であるピノ・ノワールとシャルドネのワインである。

彼らのワインはすべて自社畑で栽培された果実から造られ、マウント・メアリーの現場にて生産、瓶詰めされている。彼らにとってワインを造る工程を自らの手で全て完結するということはとても重要な事なのだ。この哲学は、最初の一歩を踏み出したその日から彼らが誰であるかという事を表し、これからも上質かつ日常的なワインを造るためにそこにあり続けるのである。

マウント・メアリーのワインは、より健康的なブドウ園とワイン、それぞれの特徴を引き出すための丁寧な手法が重視されて造られている。彼らのブドウ栽培は、剪定、*キャノピーマネージメント、そして収穫などが人の手によって行われている。そして、環境価値はとても優先されるものであり、その生産工程は現場で全て自己完結するようになっているのだ。マウント・メアリーは、熟成に適し、その素晴らしい環境の美しさを反映したワインの質と一貫性を保つために常に努力しているのである。

マウント・メアリー

PO BOX 626, Lilydale, Victoria, 3140, Australia