良いワインは良い畑から

ドゥ・ボールペール家
ドゥ・ボールペール家
×
ドゥ・ボールペール・ワインズ
|
2019-04-10

本場フランスワインと同様、”良いワインは良い畑から”造られ、テロワールがワインを象ると私たちは信じる。豪州が私たちのブドウ栽培地となった決め手は、私たちの故郷でもあるブルゴーニュ地方(Burgundy)やシャンパーニュ地方(Champagne)にも引けを取らない並外れたテロワールだ。

ブルゴーニュ地方は地中海、大西洋、海峡のいずれからも400キロ近く離れた内陸部に位置する。最も上質なブドウ畑が位置するのは、浅い砂壌土の地表に豊かな石灰質褐色土を含んだ弱アルカリ性(pH 7.5~8)の土地だ。これらの条件を満たし、私たちの親戚やブルゴーニュの先祖がこれまでに手がけたワインに近づけるため、理想的なテロワールを豪州で追い求めた。

豪州南東部の主要なワイン地域を探索した後、私たちは仰天的な土地を見つけた。それはまるで絵に書いたように美しい田舎町ライルストーン(Rylstone)のすぐ側。私たちはこの未開拓の地でブドウ作りをすることに決めた。シドニー(Sydney)から北西250kmに位置し、沿岸部からは程遠い場所にある。他の地域とは気候や土壌の種類が大きく異なるため、私たちのブドウ畑には豪州特有のユニークさがあると信じている。それはつまり、豪州でブルゴーニュに最も近いテロワールを表現する条件だ。鍵となるのは、土壌・気候・場所。これらすべてが相応に関わってくる。ワイン業界のエキスパート達は、私たちのワインが”高級フランスワイン”のような味がすると信じて止まない。

土壌

4億5000万年前、ライルストーンは内海の海岸線だった。私たちのブドウ畑は古代のパル盆地海岸線に位置するフランスワイン産地と同様、古い栄養に富んだサンゴ礁の上に立つ。その結果、地表にも非常に純度の高い石灰岩の層ができ、何千年にも渡って浅い砂壌土の表層土を豊かにし、アルカリ性の土壌をつくりあげた。実際に、フランスで最も優れたブドウ畑であるシャンパーニュ地方コート・デ・ブラン(Côte de Blancs)では30cm、ブルゴーニュ地方中腹部のグラン・クリュ(Grand Cru)でも50cm未満の浅い砂壌土が見られる。 アルカリ性の土壌は微生物の活動を高め、有機物を分解してブドウの樹に豊かな栄養を与える。

気候

私たちのブドウ畑は内陸150kmに位置し、日中の気温変動が25度を超える大陸性気候だ。石灰岩土壌に加え、高い標高と熱がこもらない環境は豪州で最も涼しい微気候を生み、長期の熟成とバランスの取れた甘みと酸味、そしてブドウの皮の発達をも促す。ブドウ生育期間中のライルストーンの気候は平均してシャンパンとブルゴーニュに非常に近く、これは私たちにとって非常に重要なことだ。

ロケーション

北向きで単一畑の土地は、53ヘクタール(16万坪)に渡って10万本のブドウが植えられ、年間350トンのブドウ出荷量を誇る。私たちはブルゴーニュ・シャンパーニュの品種(ピノ・ノワール、シャルドネ)、ボルドー(Bordeaux)の品種(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、セミヨン)とローヌバレー(Rhône Valley)の品種(シラーズ)を栽培する。その結果、いくつかの素晴らしい発見があった。美しいテクスチャーと高い香りのカベルネ、なめらかで余韻のあるシラーズ。

これらがグラン・クリュ・ブルゴーニュ(Grand Cru Burgundy)またはプレミエ・クリュ・ブルゴーニュ(Premiere Cru Burgundy)に相当するかどうかは、時が経てばわかる。私たちのボトリティス・セミヨン(Botrytis Semillon)、カベルネ / メルロー(Cabernet-Merlots)、シラーズ / ヴィオニエ(Shiraz-Viogniers)のような非ブルゴーニュ / シャンパーニュの品種でこれまでに獲得したトロフィーや賞からも分かるように、私たちは私たちのテロワールを活かしたワイン造りに精進する。これからも私たちはユニークなテロワールに対する自分たちなりの理解を深めていくだろう。ワイン造りをする上でテロワールこそが最も重要であるということを信じて、私たちは物語をページに刻む。

ドゥ・ボールペール

182 Cudgegong Road, ライルストーン, ニューサウスウェールズ州, オーストラリア