コスパ最高!豪州噂の箱ワイン、”グーン”(Goon)について(後半)

Yo
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2018-10-18

どうも、ヨウです。

MW(マスター・オブ・ワイン)という山を登っております。

前回から引き続き、今回も知る由もない、そして知る必要もないカスクワイン(Cask Wine)の歴史や美味しい飲み方について紹介していきたいと思います。※前半はこちらのリンクから!

それにしても4~5リットルで$10前後って本当に安すぎますね…(笑)

前回も少しだけ触れましたが、カスクワインには半世紀もの歴史があります。

カスクワインは1965年に西オーストラリアのワイン醸造家トーマス・アンゴーヴ(Thomas Angove)によって考案され、1ガロン(4.5リットル)のワインを箱に入れて売ったことで始まりました。

ところで、皆さんはカスクワインの箱の中がどうなってるかはご存知ですか?

遊園地でもらえる銀色のバルーンみたいですよね??

この銀色バルーンには仕掛けがあります…

しかも皆さんは知らず知らずのうちに、これとよく似た構造の商品を使っています…!!

それは日本人にとってすごく馴染み深いものです!

このような商品をスーパーやCMで見かけたことはございませんか?

そうこちらの商品…
酸化を防ぎ、新鮮さを保つことができる「生醤油」たる商品が日本で人気を集めたのはここ数年の出来事ですよね?

実はあのCaskワインのプラスチック容器も同様に、空気に触れずに酸化を保つことができるんです。
※生醤油ほど日持ちはしませんので開栓後お早めにお飲みください。(笑)

この技術が当時どれだけ画期的だったことでしょう。

そして、カスクワインの認知度がまだあまり高くはなかった、1973年、オーストラリア人が年間に飲むワインの平均は9.8リットルでした。
日本人の2015年の年間ワイン消費量は3.2リットルなので、それでも充分多いですが…(笑)

その理由は、彼らにとってワインは特別な機会のみという印象が強かったからです。

それから10年が経ち、カスクワインが浸透したことで、オーストラリア人が年間に飲むワインの平均は19.3リットルにまで上がったんです。

カスクワインが豪州に与えた影響は凄まじいです。
こうしてワインは豪州で馴染み深いものとなりました。

どうでしょう?なかなかカスクワインが侮れない存在になったと思いませんか?(笑)

コスパが良いことは間違いありませんが、シーンを選ばずに楽しめる親しみやすさこそがカスクワインの一番の良さだと僕は思います!

豪州にお越しの際は是非とも1箱買ってみてください!!
※悪酔いには注意してください(笑)

この経験が皆さんの経験に繋がりますように。
I'll do what I want.

Photo by Jacek Reszko on Unsplash

Yo

シドニー在住。生まれも育ちも湘南辻堂。語学留学で渡豪するも、豪州ワインの深淵をのぞいてしまう。引きずり込まれた先はMW(マスター・オブ・ワイン)への道?