自社畑産の枠を超えていく

アイアンゲート日記
|
2018-10-15

ヴェルデーリョの専門家に集まって貰った。我々のヴェルデーリョ10-15ロールをテンプラニーリョに入れ替える計画をしているためだ。アイアンゲート・エステートの一同は、この3つ目の赤ワイン用ブドウの導入に興奮している。2020年から2021年に最初の収穫ができるだろう。

灌漑システムの問題を解決し、3日ごとに4時間の水やりを開始した。ブドウ畑は非常に健康で青々としている。

ワイナリー側では、4週間から自社畑産のクラシックレンジを瓶詰めしていたが、いよいよ次のフェーズ、すなわちプリメラレンジの瓶詰めが始まる。我々の赤ワインはバレルとタンクの中で、醸造家のゴーサインを待ち望んでいた。そして醸造家は赤ワインの成熟に納得し、瓶詰めを開始した。 

プリメラレンジは、自社畑で取れた最高のブドウと、他の地域のブドウをブレンドしたもので、今年はマッジーとハンターのブドウを使う。我々は今後も、ニューサウスウェールズ州の他の地域と密接に協力し、最高のブレンドを追い求めていく。

アイアンゲート・エステートにとって、自社畑産の枠から出たこの試みは、初めての挑戦となる。我々は新しいスタイルのワインを創り出そうとしている。醸造家とともに、この試みの結果を目見する日を待ち望んでいる。

アイアンゲート日記

ワイン畑と醸造所の日々を、アイアンゲート・エステートからお届けします。