灌漑そして虫対策

アイアンゲート日記
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2018-09-15

今週の頭痛の種は灌漑システム。全てのパイプの配水を丁寧に確認していく。しかしこれは同時に冬の終わりと春の始まりを告げる恒例行事。

今年は非常に乾燥した年で、ダムのフィルターは泥や藻類で塞がれてしまった。そのため予想以上に長い時間を要した。全てのパイプの水圧が正常値に戻り、ブドウを均等に潤せるようになるまで、まだ数回の作業が必要だろう。

 ブドウ畑では、殺菌剤と殺虫剤の散布も行った。ハンターではこれからが虫の大繁殖シーズンとなる。この散布がブドウ畑を守る最後のチャンスとも言える。

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ワイン畑と醸造所の日々を、アイアンゲート・エステートからお届けします。